✍️【序章:この世界に触れたら、もう後戻りはできない】
「1日5分、スマホをポチポチするだけで月収100万円」
「完全放置で不労所得」
「今日からあなたも自由人」
このワードに、どれだけの人が金を払い、
どれだけの人が泣き、
どれだけの“黒幕”が笑ってきたか知っているだろうか。
──これは、ある情報商材界の“仕掛け人”が、
実際に裏側で何をしていたかを語る“暴露記録”である。
私は、20年以上この世界にいた。
教材の台本を書き、販売ページを作り、ステップメールを構築し、広告を打ち、
そして何千万円、いや、何億というカネを動かしてきた。
だがある時、私のクライアントが“自殺した”。
原因は、提供したノウハウが嘘だったからではない。
──「信じたことが否定された」からだ。
ここに書くことは、ノウハウではない。
“構造”だ。
なぜ“稼げる系”は絶滅しないのか。
なぜ買う人が後を絶たないのか。
なぜ、売った側だけが生き残るのか。
すべてを語ろう。
🔥第1章:売れる商材には「共通の筋書き」がある
“売れる商材”には、必ず「筋書き」がある。
この業界で成功した者は、ノウハウではなく「脚本」を売っている。
脚本とは何か?
──「読者が感じるべきストーリー」であり、
最終的に「自分にもできる」と錯覚させる“感情の誘導線”だ。
🧠【売れる構成の黄金パターン】
- 元・底辺の主人公が
- ある出会い(師匠・偶然)を経て
- 無料で試したらすぐ成果が出て
- 人生が激変し、今は自由
- あなたにも同じようにできる
これは昔も今も、情報商材の鉄板フォーマット。
この構成に、事例・画像・数字・感情を足して、
読み手の“脳”にバグを起こさせる。
💡元締めの視点
情報商材の黒幕は、そもそも教材なんか読まない。
彼らが見るのは「売る側の設計図」だけだ。
- 想定ターゲットの不満リスト
- 競合との差別化ポイント
- 広告出稿費 vs CV率の試算
- 教材の中身はChatGPTで生成
- 講師の“演者”を誰にするか?
つまり、“商材”は商品ではなく「釣り針」でしかない。
🔥第2章:「売ってる奴」と「売らされてる奴」の決定的違い
社長──この業界には“売ってる奴”と“売らされてる奴”がいます。
一見同じように見えても、立ち位置が真逆です。
✅ 売ってる奴(黒幕)
- 企画とLPの設計だけして顔は出さない
- 表に出るのは演者(教材著者・講師)
- ASPとつながっていて“上位配信枠”を持っている
- 教材内容は別の下請けに外注
- 金の流れ:「販売利益の6〜9割」が黒幕の懐へ
❌ 売らされてる奴(演者)
- 自分で教材を書いたと信じてる
- ノウハウを実践して実績を作ってから販売
- ASPの末端で必死に申請
- 広告費の先払いで赤字に苦しむ
- 金の流れ:「売れなければゼロ」「売れても数%」
つまり、“誰のシナリオで動いてるか”で、人生は変わる。
「カモにされてるのは消費者だけ」ではない。
“教材販売者の中にも、使い捨てにされる者”がいる。
🔥第3章:note・LINE・X(旧Twitter)──あなたがハマるまでの罠
気づいていないかもしれませんが、あなたはすでに「仕掛けの上」に立っています。
何気なく見たX(旧Twitter)の副業アカウント。
「1日5分でスマホ収益」「昨日は3万円の入金ありました」
そんな投稿に、少しでも“羨ましい”と思ったことはありませんか?
🧩この導線、すべて計算済みです
- フォロワーが数千人いる“副業アカウント”が、成功体験をツイート
- プロフィールに「無料プレゼントはこちら」というnoteやLINEリンク
- noteでは「ここでは書けない内容はLINEで」と誘導
- LINE登録後、ステップ配信→“有料講座”への販売導線へ突入
一見、自然に見えるかもしれませんが、これは完全に“設計された罠”です。
💡あなたの「反応」はすべて読まれている
- Xで副業アカウントをフォローした
- noteを開いた
- LINE登録した
- PDFを開いた
- 質問した
- 迷っている旨を送った
そのすべてが、「あなたは今どのステージにいるか」を測るデータになっています。
こうして、“今買うか”“もう一押しか”という判断が、売る側には丸見えなのです。
🔥第4章:なぜ「あなた」は買ってしまったのか
「気づいたら支払っていた」
「まさか自分が買うとは思わなかった」
情報商材を購入した人の多くが、そう言います。
けれど、あなたが悪いわけではありません。
買うように“誘導された”だけなのです。
🧠「希望の瞬間」に付け込まれる
たとえば──
- 仕事で評価されず、自信をなくしていた
- 将来に不安があり、副業を考えていた
- SNSで“自由に稼ぐ人”を見て、劣等感を感じた
そんなときに、「過去の私もそうでした」という投稿が飛び込んでくる。
しかも、「無料で試せます」と。
心が弱っているとき、
「自分も変われるかもしれない」という希望が、判断力を一瞬で鈍らせるのです。
🪤よくある“買わせる言葉”
- 「あなたは悪くない」
- 「あと一歩が踏み出せなかっただけ」
- 「私も最初は不安でした」
- 「でも、行動したら人生が変わりました」
これらの言葉は、ノウハウではありません。演出です。
あなたの不安や希望を、商品購入につなげるための“設計された台詞”なのです。
🔥第5章:「売った側」はもう消えている
あなたがもし、「あの商材、内容が薄かった」「質問しても返信がない」と感じたなら──
それは、もう売った側が逃げたあとかもしれません。
💨 彼らは“逃げる前提”で売っている
- Gmailは匿名で簡単に捨てられる
- LINEはブロックして終わり
- noteのアカウントは“売買可能”
- Twitter垢は量産&切り捨て自由
- 銀行口座は法人orバーチャルで追跡困難
つまり、あなたが購入した時点で、「売った相手」はすでに“次の仕掛け”へ移動しているのです。
🏃♂️ 気づくのが1日遅れたら、何も残らない
情報商材の世界では、悪質な販売者ほど“迅速に姿を消す”習性があります。
数日後、どこを探しても連絡が取れない。
アカウントも消えている。
返金は通らない。
そしてあなたは、静かに“泣き寝入り”させられるのです。
✅【終章:知ってしまったあなたへ
あなたは今、“情報商材の本当の裏側”を知ってしまった。
もう、後戻りはできない。
これまでのあなたが「騙された」と思う必要はない。
本当に怖いのは、騙されていることすら気づかない状態だ。
この業界では、「知っているかどうか」ではなく、
**“知っているうえで、動けるかどうか”**がすべてを決める。
もし、noteやX(旧Twitter)で誰かが「人生変わった」と言っていたら、
その裏で誰かが「変わらなかった人生」を呑み込んでいる。
それが現実だ。
人は夢を見たい。希望を持ちたい。
それを否定する必要はない。
だが、希望は武器にも、毒にもなる。
誰かの「脚本」に乗せられるだけの人生か、
自分で「脚本」を選ぶ人生か。
それを決めるのは、あなただ。
「裏社会」とは、血と暴力だけの世界ではない。
“情報の使い方”が運命を分ける場所のことだ。
次に教材や副業案件を見たとき、
あなたが「騙される側」ではなく、
“構造”を見抜ける側に立っていることを願う。
これが、あなたの「最初の一歩」になればいい。
この先の世界は、もうあなたが選べる。
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